主の奉献祝日
「世界奉献生活者の日」
ミサ説教 (要約)
(2006.2.2)

    

 モーセの法律に従い、幼きイエスはマリアとヨセフによって主への奉献のため、エルサレムの神殿に連れて来られます。

 その神殿でシメオン老人と女預言者アンナは神から照らされ、この幼子の中に、預言者たちが予言し多くの人々が待ち焦がれていたメシア、救い主を認めました。

 私たちは、今、偉大であると同時に単純な一つの神秘を前にしています。教会はこの神秘において「神に奉献されたお方」「新しい人類の長子」であるキリストを祝うのです。

 このミサの始めに行ったろうそく行列は、答唱詩編の中で歌われた「栄光の王」「戦いにおいて力強いお方」の神殿への荘厳な入場を記念しました。

 神殿の中に入場される力強い神とは、いったい誰のことでしょうか。その母、聖母マリアの腕に抱かれている幼きイエスです。

 聖家族は、こうして母親の清めと長男の神への奉献、そしてその贖いという律法の規定を遵守します。

 神への従順と、試された信仰、そして苦しみへの参与における第一人者、それは主の御母、聖母マリアでした。

 その子イエスをエルサレムに連れて行くことによって、聖母はその子を世の罪を取り除く真の子羊として神に奉献し、シメオンとアンナには救いの告知として差し出し、そして、すべての人々に真理と愛の安全な歩みにおける光として示すのです。

 教会は、今日、この主の奉献の祝日に「世界奉献生活者の日」を記念します。

 この記念日は、様々な形で表現される奉献生活という限りない賜物を主に感謝すると共に、神の民の中において神への完全な奉献を生きる人々についての認識と評価を高めるために役立つものです。

 親愛なる修道者の兄弟姉妹の皆さん、今、私は皆さんに特別な挨拶をおくります。主ご自身が皆さんの中に、神の無償の忠実な愛に対する喜ばしい答えを毎日更新してくださいますように。

 また、皆さんがその特別な奉献をまっとうし、さらに、世の救いのために教会内で皆さんに託された使命を果たしていくことができるよう、奉献された女性、聖母マリアの助けを皆さんのために心から祈ります。

 

 

vatican radio

strumenti di navigazione links & sourcesprofessional servicewho we arethe Pope's voicebroadcasts on demandlive broadcasts

 

 

 

 



















 

 

 

 

 







 


 



 

 

trasmissioni in direttatrasmissioni on demandlink e fontilink e fontichi siamola voce del papa