一般謁見・カテケーシス(要約)
(2006.4.12)

 
 

 
親愛なる兄弟姉妹の皆さん

    明日の晩から過ぎ越しの聖なる三日間が始まります。この三日間は一年を通じての典礼の中心と言えるものです。この聖なる典礼を通して私たちは主の受難と死と復活を追体験します。そして、イエスにもっともっと身近から従いたいという願望を新たにするのです。

 聖木曜日は、聖体の秘跡において自分自身を残すことなく完全に人類に与えたもうキリストの余すことない完璧な奉献を記念します。そして、さらに洗足式を通して「互いに愛し合いなさい」というキリストの新しい掟を劇的な方法で思い出します。

 聖金曜日には、キリストのご受難に耳を傾け、その十字架上での死を観想します。この死こそキリストの究極の愛の形です。私たちをも復活させ救うために、神はご自分の生命そのものを与えます。

 聖土曜日には、教会は霊的に聖母マリアと一致し、救いのみ業を完成した後、横たわる神の御子のお墓のかたわらで祈ります。そして、荘厳な復活徹夜祭で全キリスト教徒から復活を寿ぐアレルヤと喜びに満ちた讃歌が湧き上がります。なぜなら、キリストはよみがえり、死に打ち勝ったからです。

 親愛なる友人の皆さん、教会は復活祭の準備として私たちに赦しの秘跡に近づくよう勧めます。神の憐れみに信頼してください。キリストの赦しの恵みは平和の源泉です。事実、この秘跡は私たちを、分裂や苦しみ、不正や暴力からの癒しを心から願う世界のための平和の使徒としてくれます。悪は最終的な勝利をおさめることはできません。十字架上で死にそして復活されたキリストが勝利を博すのです。

 この真理に励まされて、皆でキリストの福音に基づく社会を熱意を持って築き上げようではありませんか。

 

 

 

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