一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.2.21)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


  今日は灰の水曜日です。この日をもって祈りと償いの歩み四旬節が始まります。

 初代教会の時代から四旬節は洗礼の準備のための特別な期間とされてきました。また、すでに受洗している人々にとっては、回心と信仰刷新の時です。四旬節はキリストにおいて私たちに与えられる新しい生命に心を開きながら、神を求める訓練の時でもあるのです。

 イエスは「悔い改めて福音を信じなさい」と励ましています。ただ回心だけが、人を本当の幸福に導きます。そして、神に完全に心を向ける努力を続けるためには、神の恵みがどうしても必要です。

 回心とは一体何を指すのでしょうか。回心とは、私たちを創造しキリストにおいて贖った神に私たちは完全に依存しているのだ、ということを認めることにあります。私は四旬節メッセージの中で、私たち人類に対する神の無限の愛を強調すること、また、すべてのキリスト教徒たちを聖母マリアとヨハネと共に、十字架上で私たちのためにその生命を与えたキリストのすぐそばに留まるよう招きたく思ったのです。

 神の愛と恵みの決定的な啓示である十字架は、救いをもたらすこの愛の神秘の中に入っていくための唯一の道です。この四旬節中ミサにより熱心に与ることによって、私たちがますます深く過ぎ越しの神秘の中に入り、兄弟たちに、特に苦しむ人々や必要に迫られている人々に、キリストの愛をお返しできますように。

 

 

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