一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.4.25)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日のカテケーシスでは、初代教会の偉大な教父たちの中からアレクサンドリアのオリゲネスに焦点を当てましょう。

 この偉大な信仰の教師は、その生徒たちから優れた神学的な教えのためばかりでなく、その模範的な生活態度からも高く評価されていました。

 オリゲネスの父親レオニデスは、セプティミウス・セウェルス帝の時代にその信仰のゆえに殉教しています。オリゲネス自身も殉教に対しいつも深い憧れを抱いていました。彼は正しい高潔な生活を生きることが、殉教者となったその父親を敬い、神を賛美するための最高の方法だと確信していたのです。後に彼自身もデキウス帝の下で逮捕され、信仰のゆえに拷問され、その数年後に亡くなりました。

 オリゲネスは彼の独特な神学的な聖書解釈のゆえに有名です。オリゲネスは神のみ言葉の寓意的、霊的な解釈を強調し、理解の三段階を解説しています。まず文字通りの理解、倫理的な理解、そして霊的な理解です。この段階的な理解を通して私たちは次第により深い祈りの生活と神との交わりの生活に導かれます。

 神のみ言葉を深く黙想し、自分自身の生活をそれに合わせていけばいくほど、聖霊は私たちを満ちみてる真理に導いてくれるのだとオリゲネスは教えています。

 私たちもオリゲネスの模範に従い、聖書によって祈り、神のみ言葉に注意深く耳を傾けるよう努力しましょう。

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