一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.7.4)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 初代教会の教父たちについてのカテケーシスを続けながら、今日は4世紀の偉大な司教聖バジリオについて考察しましょう。ビザンチンの教会では聖バジリオのことを「教会の光」と呼んで崇敬しています。

 聖バジリオは当時の最高の学問を修めましたが、さらにもっと学問を究めたいと渇望していました。しかし、ただキリストだけが自分を満たすことができることを発見したバジリオは、深い祈りと慈愛の業に専念する修道生活に完全に身を捧げました。

 370年にカッパドキアの司教として叙階され、疲れを惜しまず人々の世話に尽くしました。そして、自分自身は絶えず神のみ言葉の黙想に励むのでした。バジリオは牧者として、その群れである信者たちの物質的な必要にも心を配りました。特に貧しい人々や疎外されている人々をいたわり、キリストへの信仰を宣言する自由を力強く擁護しました。病人たちに対する特別な愛から多くの病院を設立しました。

 バジリオの司牧活動は、典礼に対する深い信心からも沸き起こるものでした。事実、教会には今日でも彼の名バジリオに由来するバジリオ典礼もあるのです。

 バジリオは、キリストや聖霊の神性を否定する者たちを力強く矯正していました。

  私たちは、聖バジリオの中に自由に、完全に、妥協なく教会に奉仕する人の優れた手本を見出します。神が私たちにも聖バジリオに倣う勇気をお与え下さいますように。

 

 

 

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