一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.9.19)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日のカテケーシスでは、初代教会の優れた説教師、聖ヨハネ・クリゾストモ、いわゆる金口聖ヨハネについて考察しましょう。

 聖ヨハネはアンティオキアでの勉学を終えた後、「キリストの掟」を深く黙想するために砂漠に退きました。しかし、その隠遁生活中に重い病気になり、自分自身で治療することができないため、やむなく町に戻りました。そして、自分自身がすべてを司牧に捧げるよう主から招かれていることを理解しました。

 長い祈りを通しての準備の結果、聖ヨハネは神のみ言葉を多くの人々に強烈な説得力を持って語る優秀な説教師となったのです。彼のニックネームである「金口」は、黄金のように優れた口という意味です。

 金口聖ヨハネは、キリスト教の教義を人間の肉体的、知的、宗教的発展段階に沿ってその日常生活に強く結びつけるようにいつも努力していました。まず、第一の根本的な段階は幼児期にあり、その時期において両親は子供たちの霊魂に神の掟を深く刻み付けるように努力しなければなりません。青年たちには、嵐のような思春期にあって、欲望を制御し、将来の結婚生活の義務を誠実に受けとめる準備をさせなければなりません。

 事実、聖ヨハネは、各家庭は普遍教会の中における小さな教会だと教えていました。それはまた、私たち一人ひとりは周囲にいるすべての人々の救いに責任があるということです。

 この聖なる司教の取次ぎによって、私たちも教会と社会の中で負っている責任を果たしていけるよう、努力を続けましょう。

 

 

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