一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.10.3)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日のカテケーシスでは「信仰の柱」「教父たちの封印」として知られているアレキサンドリアの聖チリロについて考察しましょう。

 チリロは370年から380年頃生まれました。彼は若くしてアレキサンドリアの司教になり、熱烈な信仰の擁護者となりました。

 チリロはその神学を伝統ある教父たち、特にアタナシウスの正当な教説に忠実に沿うように気を配りました。

 コンスタンチノープルの司教、ネストリウスの異端を力強く反駁する多くの手紙を通して、キリストの神性と人性を擁護し、正統なキリスト論確立に大いに寄与しました。

 さらにチリロは聖母マリアの「神母性」を主張し、エフェソの公会議に多大な影響を与えました。それは異端者ネストリウスをコンスタンチノープルの司教座からおろすこととなりました。

 チリロはたくさんの書物を残し、それは多くの人々から読まれ研究されています。

 1882年、教皇レオ13世によって聖チリロは教会博士と宣言されました。

 教会の歴史の中で特に輝かしい姿を放っているこの偉大な司教が、私たちに信仰の中心とはイエス・キリストとの真の出会いにあることを思い起こさせてくださいますように。キリストこそ私たち一人ひとりに新しい世界を開き、決定的な方向付けを与えてくれるのです。

 

 

 

 

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