2010-09-30 18:25:33

ナイジェリアとハイチへの人道支援アピール、教皇一般謁見


教皇ベネディクト16世は、バチカンで29日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

この席で教皇は、ナイジェリアとハイチへの人道支援をアピールされた。

ナイジェリアでは、数日前に起きた大規模な洪水で200万人が避難生活を強いられていることに対し、教皇はこれらの被災者に精神的一致を表明し、祈りを約束された。

また、この日謁見会場の聖ペトロ広場には、ハイチからの小さな巡礼団が姿を見せていた。教皇は、今年1月の大地震によって現在も困難な状況に置かれたハイチの人々のために常に祈っていると述べ、国際社会の関心を呼びかけられた。

謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は中世のキリスト教文化に影響を与えた女性として、ハッケボルンの聖メヒティルト(1241/1242-1299)の霊的な生涯を振り返られた。

教皇は一般謁見後、カステルガンドルフォの離宮に戻られた。翌30日に離宮における夏期滞在を終了し、バチカン宮殿に移られる。







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