教皇、イタリアの聖体大会参加のため、９月にアンコーナを訪問

教皇ベネディクト16世が今年９月に行われるイタリア中部・アンコーナへの司牧訪問の日程が明らかになった。

アンコーナでは、９月３日から11日までイタリア全国聖体大会が開催される。聖体大会は、聖体への信心を促進するための聖職者と信徒の集会で、国際レベルのものと各国レベルのものがある。イタリアにおける聖体大会は、1891年、ナポリで最初の大会が開かれて以来、今回で25回目を記念する。

教皇のアンコーナ訪問は、今聖体大会の閉会式をとり行うことを目的とする。

発表によれば、９月11日（日）午前、教皇はアンコーナに到着、造船所の広場で第25回イタリア全国聖体大会の閉会ミサを捧げられる。

同日午後、教皇は司牧センターで、司教たちをはじめ、現在休業手当を受けている労働者、カリタスの支援を受けている人々の代表らと昼食を共にされる。

夕方、アンコーナ＝オジモ教区の司教座聖堂であるサン・チリアコ大聖堂で、教皇は信徒の家族と司祭らとの集いを行われる。

最後に、アンコーナ市内の広場で若い婚約者たちとの出会いを持たれた教皇は、同日夜、バチカンに戻られる。