教皇ヨハネ・パウロ2世の喉頭炎による入院から2日目を迎えた3日、バチカンのナヴァロ・ヴァロス広報局長は、教皇の健康状態が順調に回復している旨を発表した。
同広報局長によれば、教皇の一般的、また呼吸器系の症状は快方へ向かっており、喉の炎症は弱まりつつあるという。
また、教皇がこの夜ぐっすりとお休みになられたこと、病院での検査結果は満足のいくものであったことも明らかにした。
ローマ市内のジェメッリ病院には、教皇の入院以来、世界各国からの報道陣が詰め掛けているほか、教会関係者はもとより、政界・宗教界など様々な分野、多くの一般市民からの教皇へのお見舞いのメッセージが相次いでいる。
教会暦において、この日2月3日は喉の保護者とされる聖ビアジョの記念日であったことから、病院内の礼拝堂で捧げられたミサでは、教皇をはじめとするすべての患者と医療従事者のために祈りが捧げられた。
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