教皇庁国務長官ソダノ枢機卿は、8日バチカンで、欧州・中東歴訪中のコンドリーザ・ライス米国務長官と会談した。
会見の冒頭、ソダノ枢機卿が入院中の教皇ヨハネ・パウロ2世からの挨拶をライス長官に伝えると、同長官もまたブッシュ大統領からのお見舞いの言葉を述べた。
両者の対談では、聖地、中東、アジアなどを中心とした国際状況について意見が交換されたほか、世界各地における宗教の自由に関するテーマでも話し合いがなされた。
そして、精神的価値の保護と推進のための協力などを確認しつつ、米国とカトリック教会双方の関係に付随した問題が検討された。
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