教皇ヨハネ・パウロ2世の広報関係者らに宛てた使徒的書簡が、21日、発表された。
「迅速な発達」と題されたこの書簡は全14章からなり、特に広報・マスメディアに従事する責任者らに向け、今日、技術革新が目覚しいマスメディアの世界でキリスト者はどう対応していくべきかを説いている。
この中で、教皇はマスメディアを人類全体に貢献するものと捉えられ、それゆえキリスト者は最新技術をも含めたメディアに対する認識を深め、福音宣教や司牧、文化や社会における対話推進、世界の発展に寄与させるべく社会コミュニケーションの真実性と自由を守り支えていくよう呼びかけられている。
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