教皇ヨハネ・パウロ2世は、23日、水曜恒例の一般謁見にビデオ中継を通して参加された。
この日、教皇はバチカン宮殿の窓から聖ペトロ広場に集った謁見参加者らに挨拶をおくられる予定だったが、朝からの悪天候のため会場はパウロ6世ホールに変更、教皇の書斎からの映像中継となった。
教皇は、カテケーシス(教会の教えの解説)を兼ねた挨拶で、祈り、節制、悔い改め、さらに隣人への愛徳をもって四旬節を有意義に過ごすよう信者らに招かれた。
そして、良心の導きに心を開き、エゴイズムを愛に取って代えることで、神と兄弟との和解と赦しの喜びを得られるようにと祈られた。
この後、教皇は世界各地から訪れた巡礼団に各国語で歓迎の言葉を述べられ、祝福をおくられた。
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