教皇ヨハネ・パウロ2世の続く順調な回復が、3日、バチカン広報局を通して発表された。
これによれば、教皇の気管切開手術による傷口は治りつつあり、教皇は毎日、呼吸と発声の機能回復訓練に積極的に取り組まれている。
ナヴァロ・ヴァロス広報局長は、教皇が毎日病室の隣にある礼拝堂で長い時間を過ごされているほか、訪れる側近たちから教皇庁や教会に関する様々な報告を受取られていることを紹介した。
聖週間と復活祭に関連した各種宗教行事が今月下旬に予定されているが、これらの行事への教皇の参加の有無、また参加の際のその方法などは、後日発表される。
教皇の健康についての次回の公式報告は7日(月)に行われる。
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