教皇ヨハネ・パウロ2世の再入院・手術後の順調な回復が伝えられる中、ローマ市内のジェメッリ病院には連日教皇への見舞いのメッセージが寄せられている。
同病院には、一般市民はもとより、ローマを訪れた巡礼団などから毎日手紙や花が届けられているほか、各国政府、諸宗教関係者からの見舞い客やメッセージが相次いでいる。
特に、キリスト教以外の宗教国からの心のこもった見舞いは注目されるもので、4日には、バチカン駐在イスラエル大使が、同国の主席ラビ、スロモ・アマル師からの手紙を携えて訪れたほか、イスラム国のイランより、ハタミ大統領からの見舞いの言葉がテヘランのバチカン大使を通じて伝えられた。
また、ロシア正教会のアレクセイ2世総主教はじめとするカトリック以外のキリスト教関係者からのメッセージと共に、ここ数日ロシア、ブルガリア、ルーマニア、ギリシャ、ウクライナなど正教会国の政府からの見舞いが続いた。
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