教皇ヨハネ・パウロ2世は、9日、病院の窓より人々に挨拶をおくられた。
先月24日の教皇の再入院より水曜恒例の一般謁見は行われていないものの、この水曜日、教皇の入院先であるローマ市内のジェメッリ病院の前にはミラノから訪れた小学生の一団やポーランドの巡礼団など、にぎやかな人垣が形成された。
この日の午前中、ミサを終えられた教皇は紫の祭服姿で病室の窓辺に寄られ、集った人々らに手を振り、何度も祝福をおくられた。
教皇の予期せぬ挨拶に巡礼団は歓喜し、子どもたちも歌をうたい黄色い帽子を盛んに振って教皇と交流していた。
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