バチカンのシノドス・ホールで、5日、第3回目の枢機卿会議が開かれた。
この会議では、教皇ヨハネ・パウロ2世の埋葬の方法が確認された。
一方、教皇選挙(コンクラーベ)の日程は現段階では未定。また、教皇の遺言状もまだ会議参加者の前では発表されていない。
バチカン広報局と教皇典礼管理室の発表によると、教皇ヨハネ・パウロ2世の棺は、聖ペトロ大聖堂の地下墓地内の、かつて福者教皇ヨハネ23世の墓があった場所の土中に埋葬される。(ちなみに、教皇ヨハネ23世の墓は、現在大聖堂内の「聖ジロラモの祭壇」にある。)教皇の遺体は3重の棺に納められ、その上は碑文で覆われる。
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