イタリアのチャンピ大統領は、29日、バチカンの聖ペトロ大聖堂地下にある教皇ヨハネ・パウロ２世の墓を訪問した。
故教皇は、イタリアとヨーロッパの保護聖人であるシエナの聖カタリナを記念するこの日、同大統領からローマ市内の官邸クイリナーレ宮殿に招待されていた。
早朝に夫人と共に大聖堂を訪れた同大統領は、故教皇の墓前で祈りを捧げた。
教皇ヨハネ・パウロ２世はその在位中、様々な機会を通してチャンピ大統領と11回の会見を持たれた。洗礼名カルロ（カロル）を同じくするほか、共に1920年の生れで、同じ信仰に結ばれた温かい友情を育んでいた。
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