教皇ベネディクト16世は、13日、教理省長官として、サンフランシスコ大司教のウイリアム・ジョセフ・レヴァダ師を任命された。
この人事により、レヴァダ大司教は、以前教理省長官を務めておられた教皇(ラッツィンガー元枢機卿)の後任となる。
レヴァダ大司教は、1936年、米国カリフォルニア州ロングビーチの生まれ。1961年司祭叙階。教皇庁立グレゴリアン大学で神学の勉強を修めた後、ロサンゼルス教区の神学校で教鞭をとる。1976年から6年間教皇庁教理省勤務。1983年、ロサンゼルス補佐司教。1986年、ポートランド=オレゴン大司教。1995年8月、サンフランシスコ協働司教、同年12月、同教区大司教。1986年から1993年までバチカンの「教会のカテキズム編纂委員会」に、また1997年の「アメリカ特別シノドス」に参加。
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