教皇ヨハネ・パウロ2世の名を冠した峰が、イタリア・アブルッツォ州に誕生した。
これはグラン・サッソ山塊の一角、標高2424メートルの「ジェンダルメ」と呼ばれていた峰を、故教皇の名をもって「ヨハネ・パウロ2世峰」と正式命名したもの。
この命名を記念するミサが、故教皇の誕生日である5月18日、地元の行政・教会関係者出席のもと、サライヴァ・マルティンス枢機卿によって捧げられた。
山岳の自然を愛された故教皇は、かつてこの峰に寄られたことがある。命名を記念して峰には大きな十字架が立てられ、教皇が何度か祈られた山中の小さな教会からこの峰に向かう道は、「ボイティーワ教皇の小道」と名づけられた。
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