教皇、南伊バーリ司牧訪問
聖体大会閉会ミサを司式
(2005.5.29)

 

 教皇ベネディクト16世は、29日、南イタリアのバーリを訪問された。

 現職登位後、イタリア国内初の司牧訪問先(ローマ教区内除く)となったバーリで、教皇はイタリア全国聖体大会の閉会ミサをとり行われた。

 バーリは、長靴形をしたイタリア半島の踵部分に近いアドリア海沿岸の都市。同市を会場に21日から開催された聖体大会には、地元はもとよりイタリア全国から多くの教会関係者、信者らが集い、連日ミサや祈り、聖体礼拝、講演・討論会などが行われた。

 大会最終日となったこの日、教皇を迎えて閉会式が行われた。会場となった海岸沿いの広場マリザベッラは15万人の参加者で埋まり、港に停泊する客船や漁船を背景にミサが行われた。

 到着された教皇は謁見用の特別ジープで広い会場をくまなく回り、人々の歓迎に応えられながら設営舞台上の祭壇に向かわれた。

 ミサ中の説教で、今日の社会においてキリスト者として生きることは決して容易ではないと繰り返し強調された教皇は、だからこそ精神的砂漠の飢餓の中で聖体のパンは、日常生活に立ち向かうために必要な力を与えてくれると述べられた。

 さらに教皇は、「私たちが聖体において出会うキリストは、ここバーリでも、ローマでも、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアでも同じです。地上のすべての聖体のパンに現存するのは唯一の同じキリストです。」と話され、すべてのキリスト者の一致の大切さを説かれた。

 ミサ終了後、教皇は再び会衆に挨拶と祝福をおくられ、ヘリコプターでバチカンに戻られた。


 

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