教皇「ブルンジの和解に貢献を」
同国司教団に
(2005.5.28)

 

 教皇ベネディクト16世は、28日、定期訪問でバチカンを訪れたブルンジの司教らとお会いになった。

 国内に民族問題を抱えてきたブルンジは、1972年の内戦後、93年に再び勃発した内戦で30万人ともいわれる犠牲者と多くの難民を生んだ。2000年のアルーシャ和平合意に続き、2003年暫定政府と反政府勢力FDDとの和平合意が行われ、今年に入ってから別の反政府勢力FNLとの前向きな和平交渉も始まったが、政治・経済安定と民主主義構築、帰還難民受け入れなど課題は多い。

 司教団への挨拶で、ブルンジの平和にカトリック教会の果たすべき役割を強調された教皇は、福音を通して過去を赦し合い、社会的和解とキリスト教教育を基礎に同国の再生に貢献して欲しいと励ましをおくられた。

 また教皇は、2003年12月ブルンジで殺害されたバチカン大使マイケル・コートニー大司教を、教会の忠実な奉仕者として思い起こされ、兄弟愛と一致のために働く人々の熱意を暴力をもって覆すことはできないと述べられた。

 

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