教皇ベネディクト16世参加のもと、ローマ教区の教区会議が開幕した。
この教区会議では「家庭とキリスト教共同体：人間の成長と信仰の伝達」をテーマに、３日間の日程で、講演・テーマ別討論・家庭司牧を主題にしたドキュメンタリー上映などを行うもの。
初日６日、ラテランの聖ヨハネ大聖堂には、ローマ教区司教代理のルイーニ枢機卿はじめ、小教区司祭、修道者、信徒らが集い、教皇を迎えて開会式が行われた。
教皇は開会にあたり、家庭や結婚は偶然のものではなく、神と人間の強い結び付き、神の愛の神秘と救いの計画に裏付けられたものであることを強調、婚姻に基づく家庭、責任ある誠実な夫婦のあり方、生まれてくる命を保護することの大切さを説かれた。
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