世界教会協議会(WCC、事務局:ジュネーブ)の使節は、12日ローマ入りし、16日までバチカンを公式訪問する。
同協議会総幹事サムエル・コビア師を団長とする使節団は、訪問最終日に行われる教皇ベネディクト16世との会見をはじめ、教皇庁キリスト教一致評議会および諸宗教対話評議会の訪問、ローマの主要な教会めぐり、エキュメニカル活動に従事するカトリック諸団体との交流も予定している。
1948年に開設された同協議会には世界のおよそ340のキリスト教教会が加盟。カトリック教会は加盟の形をとっていないが、これまで同評議会と協力してきた。
今回のバチカンへの使節訪問は、同協議会と教皇庁キリスト教一致評議会の混成作業グループを通しての協働40周年を記念して企画された。
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