キリスト教一致の歩みに強い意欲
教皇、WCC総幹事との会見で
(2005.6.17)

 

 教皇ベネディクト16世は、16日、世界教会協議会(WCC、事務局:ジュネーブ)の総幹事サムエル・コビア師をはじめとする使節団とお会いになった。

同協議会の使節は、12日よりバチカン公式訪問のためローマ入りし、教皇庁の関係官庁やエキュメニズムに携わるカトリック諸団体を訪れていた。

 教皇は使節団を温かく迎えられ、挨拶の冒頭で、コビア師のヨハネ・パウロ2世の葬儀への出席と、新教皇着座式に送られたメッセージに心からの感謝を述べられた。

 第2バチカン公会議に世界教会協議会の代表2名がオブザーバーとして参加、公会議終了後は混成作業グループを発足し協働を続けてきた同協議会とカトリック教会の40年の歴史を思い起こされた教皇は、これからも互いの協力と理解、友情の上にエキュメニズム運動が発展するよう願われた。

 教皇は、登位直後から示されてきたキリスト教一致への意欲をこの席でも強調され、「カトリック教会はキリスト教一致に向けての歩みを後退させることはできない」と述べられた。

 コビア師は会見後、バチカン放送局のインタビューに応え、キリスト教一致を重要課題とし、目に見える一致に向けて働き努力する教皇の姿勢を評価すると共に、世界の教会の大きな一致に向けて同協議会も協力していきたいと述べた。


 

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