教皇ベネディクト16世は、18日、マダガスカルの司教らとお会いになった。
同司教団は、定期訪問のため13日よりバチカンを訪れていた。
訪問最終日を迎えた司教らへの挨拶で教皇は、イエスとの内的な出会いに照らされたより成熟した信仰を持てるよう信徒を助けることを司牧課題として上げられた。
特に教皇は、真理を見極め、真の信仰を持って今日の社会問題に臨むためには、イエスをすべての基準としていくことが大切と述べられた。
そして、より正しい社会構築のため、教会は汚職と貧しい人々の搾取に対抗していかなければならないと呼びかけられた教皇は、マダガスカルに平和で人間の尊厳が尊重される社会の実現を祈られた。
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