教皇庁国務省外務局局長のジョヴァンニ・ラヨロ大司教は、今月11日より南東アジア諸国を訪問、22日に帰国した。
このたびラヨロ大司教が訪問したのは、タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ・ダルサラームの4カ国。
各訪問国では、司教ら教会関係者やカトリック共同体との出会いのほか、外相ら政府関係者とも会見、バチカンと当事国の相互関係や南東アジアを中心とする国際政治情勢が話し合われた。
大司教は12日にタイのプーケット島で、スマトラ沖地震・津波の犠牲者の追悼ミサを司式したほか、津波被害を受けた漁師の家族たちのためにカトリック教会が建てた一連の仮設住宅の開所式をとり行った。
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