教皇ベネディクト16世は、28日付けで、教会のカテキズム要綱発表に伴い自発教令を発布された。
これは、「カトリック教会のカテキズム要綱承認と発表のための自発教令」と題されたもの。
同教令の中で教皇は、前任教皇ヨハネ・パウロ2世が「カトリック教会のカテキズム」に続き同書の「要綱」編纂を望まれた経緯、そして注意深い編纂作業を経て完成した要綱が教会の信仰の本質的かつ基本的な要素を網羅し、国籍・年齢を問わず、あらゆる教会共同体、すべての信者に有用である旨を記されている。
この自発教令は、このたび出版された「カトリック教会のカテキズム要綱」の巻頭に収められている。
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