ローマ教区は、28日、教皇ヨハネ・パウロ2世の列福調査を正式に開始した。
同日夕、ラテランの聖ヨハネ大聖堂における使徒聖ペトロ・聖パウロの大祝日の第一晩課の中、ローマ教区司教代理カミッロ・ルイーニ枢機卿はじめとする多くの教会関係者と信徒の祈りと共に、調査の開始が告げられた。
ルイーニ枢機卿はこの集いで、「神と分かちがたく結ばれた」故教皇の、特別に深い聖母への愛と聖霊への信仰、キリストに無条件に従った生涯、神に捧げた大きな苦しみを思い起こし、始められた列福・列聖調査が早期に目的に達するようにと祈った。
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