教皇ベネディクト16世は、3日、日曜正午のアンジェラスの祈りを信者と共に唱えられた。
このところローマは非常な暑さに見舞われているが、強い夏の日差しにも負けず、バチカンの聖ペトロ広場は夏の休暇を利用して訪れた世界各国の巡礼者で活気付いた。
集いの説教で教皇は先日発表された「カトリック教会のカテキズム要綱」を改めて紹介、同書がカテケーシスと福音宣教の刷新に役立つことを期待されると共に、すべてのキリスト者が聖霊の働きに従い、あらゆる場でカテキスタとなり福音宣教者となれるよう祈られた。
また、祈りの後の挨拶で教皇は、来る6日のグレンイーグルス・サミット開催に触れながら、この会議がアフリカの貧困の根絶と真の発展の推進に具体的な方策をもたらすようにと願われた。
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