教皇ベネディクト16世は、7日、ロンドンで起きた同時多発テロの犠牲者を悼む電報を、ウェストミンスター大司教のオコーナー枢機卿宛てに送られた。
この中で教皇は、テロ攻撃を「人類に敵対する残忍行為」と強く非難され、犠牲者と、喪に服すすべての人々のために祈ると共に、この苦しみの時、負傷者の家族らに教皇が精神的に近くにいることを伝えて欲しいと記された。
事件の報告を受け、その重大さに心を痛められた教皇は、私的礼拝堂に入って祈られた。