教皇庁国務省長官アンジェロ・ソダノ枢機卿は、イラクで誘拐・暗殺されたエジプトのイハブ・シェリフ次期駐イラク大使の死を悼む電報の中で、教皇ベネディクト16世の深い弔意を伝えた。
駐バチカン・エジプト大使宛ての電報の中で、ソダノ枢機卿は、一国を代表し民族間の平和と友愛に尽くす存在である大使を冷酷に殺害するテロリズムを、すべての人類と宗教の心に反するものと強く非難した。
そして、教皇の深い悲しみと祈りをエジプト国民に伝えると共に、国務省総務局長サンドリ大司教と同外務局長ラヨロ大司教の名と共に、教皇庁を代表し哀悼の意を記した。
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