8月18日から21日まで行われる教皇ベネディクト16世のドイツ・ケルン司牧訪問旅行の日程が発表された。
教皇のケルン訪問は、同地で開催される第20回世界青年の日(ワールドユースデー)大会出席を目的としたもの。
発表された日程によれば、教皇は8月18日(木)にローマを発たれ、到着したケルン・ボン国際空港で歓迎式典に臨まれる。同日夕方、教皇はケルン市内のライン川を船で移動しつつ、若者たちの歓迎を受けられる。また、船を下りた後、教皇は市内の大聖堂を訪問される。
19日(金)、教皇はボン市内のヴィラ・ハンマーシュミットにケーラー独大統領を表敬訪問。さらにケルン市内のシナゴーグを訪れる。また、この日は若者たちとの昼食会や、神学生らとの集い、宗派の異なるキリスト教教会関係者との出会いも予定されている。
20日(土)、シュレイダー首相らドイツ政府関係者、また地方行政代表者らとの会見、またイスラム教共同体代表者らとの出会いを行われた後、教皇は夜からケルン郊外で若者たちの大会前夜祭に参加される。
訪問最終日21日(日)午前、教皇はケルン郊外の会場で世界青年の日大会のミサを捧げられ、午後、ドイツ司教団や、大会事務局関係者らにお会いになった教皇は、ケルン・ボン国際空港の送別式を経て、ローマへの帰途につかれる。
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