神と人間を侮辱するテロ
教皇「神が殺人者の手を止めるように」
(2005.7.24)

 

 教皇ベネディクト16世は、24日、日曜正午の祈りの集いを滞在中の北イタリア、ヴァレ・ダオスタで行われた。

 素晴らしい好天に恵まれたこの日、レ・コンブの山荘に隣接する緑地帯には、先週の日曜同様、地元市民や登山・旅行者らが鈴なりとなり、教皇との出会いを活気付けた。

 この集いで教皇は、前日起きたエジプト東部シャルムエルシェイクでの同時爆破を始め、トルコ、イラク、英国など世界各地で起きているテロの犠牲者の冥福を祈られた。

 そして破壊と苦しみを人々にもたらすテロ行為を「神と人間を侮辱するもの」と厳しく非難、「神が狂信と憎しみに動かされた殺人者の手を止め、彼らに和解と平和の心を取り戻させるように」、人々に祈りを呼びかけられた。

 「世界に見る暴力と憎悪の力に苦しむ私たちは、その苦しみを神の愛に委ねると共に、偉大な聖人たちが同様の状況の中でどのように生きてきたかを思い起こし、その姿から力を得、取るべき道を学ぼう」と招かれた教皇はこの日の説教で、翌日祝う使徒聖ヤコブを紹介された。

 また、教皇は間もなくドイツのケルンで行われる世界青年の日大会に思いをはせられ、新しい世代がキリストから生きる力を得ながら、新たなヒューマニズムと真の平和のために貢献できるようにと願われた。


 

 

 

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