教皇「暴力の連鎖絶つには、
祈りと対話重要」
(2005.7.22)

 

 北イタリア、ヴァレ・ダオスタ滞在中の教皇ベネディクト16世は、20日午後、同州西南のヴァルグリザンシュ方面に出かけられた。

 この外出は、教皇が今月11日よりイントロ市レ・コンブの山荘における滞在を始めて以来、始めての「遠出」となった。

 数時間後、山荘に戻る途中、教皇は車を降りて地元市民や観光客らとの触れ合いを持たれたが、ロンドンで起きたテロについてどう思うかという記者団の質問に対し、教皇は絶え間ない祈りと宗教間の対話の重要さを強調された。

 教皇は、テロが絶えない世界の状況に対して常に祈り続けていると述べた上で、テロは道理を超えた行為であり、一部の狂信的グループが世界に暴力をもたらそうとしているのであって、テロを文明間の対立と捉えるべきではないと話された。

 そして、暴力の連鎖を止めるためには宗教間の対話は当然重要であり、平和を望む人々の意思はテロリズムよりも強いと述べられた。

 教皇ベネディクト16世は、翌21日の午前中には、モンテビアンコ(モンブラン)に向われ、ロープウェイ上から雪をかぶった雄大な峰の連なりを堪能された。


 

 

 

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