教皇ベネディクト16世は、28日、ヴァレ・ダオスタ、レ・コンブの山荘での休暇を終了された。
この日、教皇は地元の行政、教会関係者、そして市民らに、滞在中の温かいもてなしに対して心からの感謝を述べられた。
同日夕方教皇はアオスタ空港からローマに向われ、到着後カステルガンドルフォの教皇離宮に入られた。
歴代教皇の夏の滞在地、カステルガンドルフォは、ローマ南方24キロ、カステリ・ロマーニ丘陵地帯の一角にある標高426メートルの町。眼下には緑に囲まれたアルバーノ湖が広がる。
同地に到着した教皇は、離宮前の広場に鈴なりとなった地元の人々の熱い歓迎を受けられた。
教皇は離宮の正面バルコニーからの挨拶で、「この美しい小さな町で皆さんとご一緒し、古都ローマの美しさのすべてを眺められるのは私にとっての喜びです。皆さんの愛情と友情に感謝します」と人々の歓声に応えられた。
カステルガンドルフォでは、早速31日(日)にアンジェラスの祈りの集いが行われるほか、8月3日には水曜恒例の一般謁見も再開される。
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