教皇、ブラザー・ロジェの死に
深い驚きと悲しみ
「前日に同師から手紙」
(2005.8.17)

 

 教皇ベネディクト16世は、17日、滞在中のカステルガンドルフォで、水曜恒例の一般謁見を行われた。

 この謁見で教皇は、前夜刺殺されたテゼ共同体創立者ブラザー・ロジェの突然の死を悼み、深い悲しみを表された。

 教皇はブラザー・ロジェの死という「大変に悲しい知らせ」を衝撃をもって受けとめたと述べ、特に、まさに前日同師から友情のこもった感動的な手紙を受取ったばかりだっただけにその驚きと悲しみがさらに大きかったことを明らかにされた。

 続いて教皇は、ブラザー・ロジェの手紙を読み上げたが、そこには、「健康上の理由でケルンのワールドユースデーには参加できないが、教皇はじめ同地に集うすべての兄弟たちと精神的に共にいる」と記されていた。また、手紙には、できるだけ早くローマで教皇にお会いしたいとも書かれていた。

 手紙を読み上げられた教皇は、主の慈しみにブラザー・ロジェをゆだねて祈られると共に、「悲しみから再び喜びが生まれることを私たちは知っています。彼(ロジェ師)自身が言うように、どんなに悲しい時も主が共にいてその喜びをくださることを信じて、主のぶどう畑で忠実に働かなければなりません」と述べられた。

 この日の謁見中の教皇によるカテケーシスでは、旧約聖書・詩編第126番が解説された。

 また、翌日からいよいよケルン入りされる教皇は、この司牧訪問と世界青年の日大会を祈りで支えて欲しいとすべての信者に願われた。

 

 

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