WYD:教皇ケルン到着
登位後初の祖国入り
空港で歓迎式
(2005.8.18)

 

 教皇ベネディクト16世は、18日、第20回世界青年の日(ワールドユースデー)大会出席のため、ドイツのケルンに出発された。

 教皇職開始後、初めての国外司牧訪問(イタリア除く)となったこの訪問で、教皇は21日までケルンに滞在、ワールドユースデーの主要行事に参加するほか、ドイツ政府要人との会見、シナゴーグ訪問、他派のキリスト教会やイスラム教関係者との出会いなどを予定している。

 同日正午、ケルン=ボン国際空港に到着された教皇は、ケーラー大統領やシュレーダー首相、同国の司教らやWYD事務局関係者らに迎えられた。また空港にはWYD参加の数百人の若者も詰め掛け、各国の旗を振りにぎやかに教皇を歓迎した。

 この日のケルンは晴れて風の強い天候となった。教皇は白い衣をはためかせながら飛行機のタラップを降り、感動した面持ちで祖国の土を踏まれた。教皇は微笑を一杯にたたえ、喜びに包まれたご様子で人々と挨拶を交わされ、若者たちの歓声に何度も手を振られた。

 続いて行われた歓迎式で教皇は、登位後初の海外司牧訪問先が祖国ドイツとなったことに深い喜びと感慨を表され、神の摂理に感謝された。

 そして、ワールドユースデーの開催準備に尽力したドイツの教会はじめ、参加者受け入れに寛大な協力を惜しまなかった国と地方自治体、すべての市民に心からのお礼を述べられた。

 教皇は、今回の訪問において「若い人たちの間にいて、その信仰を支え希望を育むことのしあわせ」を述べると同時に、また「自分も若者たちから未来に臨むための何かを、特にその熱心さ、繊細さ、自由な精神を受取るものと確信している」と期待を表された。

 歓迎式の後、教皇は滞在中の宿泊先となるケルン市内の大司教館に向われた。

 午後から教皇は、ライン川の船上で若者たちの歓迎会に出席される。


 

 

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