ケルン:「テロ現象に共に立ち向かおう」
教皇、イスラム教関係者に
(2005.8.20)

 

 教皇ベネディクト16世は、20日夕方、ドイツ国内のいくつかのイスラム教共同体の代表者らとお会いになった。

 ケルン大司教館でイスラム教関係者を温かく迎えられた教皇は、この会見を通し特に世界に広がるテロ現象について、きわめて率直で誠実な対話を持たれた。

 教皇は、死と破壊を招き、人々を悲しみと絶望に陥れ、民族間の平和な共存の努力を妨げるテロ行為は、いかなるものであれ邪悪で冷酷なものであるとテロの本質を指摘。

 共に心から怨恨の感情を絶ち、不寛容をなくし、あらゆる形の暴力に反対することができれば、残酷な狂信の拡大を食い止めることができると述べられた教皇は、困難だが不可能ではないこの課題に祈りの力を持って立ち向かっていこうと招かれた。

 そして教皇は、周りの負の圧力に負けず、相互の尊重・連帯・平和の価値を確信し、人間の尊厳と権利を守り、希望を持って諸宗教間の対話を進めることの大切さを強調され、平和の神の助けと導きを祈られた。

 

 

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