WYD:ケルン郊外で
教皇と共に大前夜祭
(2005.8.20)

 

 第20回世界青年の日(ワールドユースデー)ケルン大会の日程も大詰めを迎え、閉会を前にした20日夕、教皇ベネディクト16世を迎えて前夜祭が行われた。

 20日の前夜祭と21日の閉会ミサの会場となったケルン市内から27キロのマリエンフェルドは、かつての鉱山の跡を広大な農地に開拓したもの。見渡す限りの緑地の一角に人工の丘が作られ、その上にWYD用の大祭壇が設けられている。祭壇の周りと丘の斜面に何万というキャンドルがまたたく中、教皇と若者たちとの出会いが行われた。

 この日の朝、WYD参加の若者80万人はリュックサックと寝袋を背負い、ケルンから電車やバス、自転車、徒歩などあらゆる方法でマリエンフェルドを目指した。前日の雨で草地にはぬかるみも多少残ったとはいえ、緑の会場は昼頃から、「場所取り」をする若者たちの色とりどりのシートで埋まり、世界各国の旗があちらこちらでひるがえった。

 午後8時頃、教皇が専用車パパモービレで入場すると、会場の熱気は一気に高まった。

 夕べの祈りの性格を持つこの集いでは、詩編や福音朗読が行われたほか、会場の十字架の傍らにもたらされた聖母のイコンを前にして、アベマリアが5カ国の言語で唱えられた。

 教皇は、今回の大会のテーマ「わたしたちはイエスを拝みに来たのです(マタイ2、2)」に焦点を当てながら各国語を交えて若者たちに話しかけられた。

 集いの後半には、聖体行列が行われ、参加者は教皇と共に聖体を礼拝、教皇は最後に聖体顕示台を掲げて若者たちを祝福された。

 → WYDケルン大会前夜祭・教皇説教

 

vatican radio

strumenti di navigazione links & sourcesprofessional servicewho we arethe Pope's voicebroadcasts on demandlive broadcasts

 

 

 

 



















 

 

 

 

 







 


 



 

 

trasmissioni in direttatrasmissioni on demandlink e fontilink e fontichi siamola voce del papa