教皇ベネディクト16世の初めての本が、11日、イタリア国内で発売された。
「神の革命」と題されたこの本は、教皇の今年8月のケルン司牧訪問での挨拶や説教を収録したもの。
同本には、教皇のケルン到着の言葉から、「世界青年の日(ワールドユースデー)大会」に集った若者たちとの出会いやミサの説教、シナゴーグ訪問やイスラム共同体代表者との集いでの挨拶まで、ケルン滞在中の発言を網羅している。
このたびイタリアで先行発売された同本は、バチカン出版局とサン・パウロ出版の共同出版となっている。