教皇ベネディクト16世は、6日、日曜正午のアンジェラスの祈りの集いを持たれた。
祈りの前の説教で、教皇はバチカン公会議中の1965年11月18日に承認された憲章「神の啓示に関する教義憲章(啓示憲章、デイ・ヴェルブム)」を思い起こされ、聖書の教会生活における根本的な重要性を強調された。
教会はそれ自身によってではなく、福音によって生き、福音から常にその歩みの指針を得るものであると述べられた教皇は、「啓示憲章」は特に説教、カテケーシス、神学、霊性、エキュメニカルの関係などにおいて、教会共同体生活の刷新の源としての神のみことばをより価値づける力を与えたと話された。
そして、教皇は聖書を深く読みこみ黙想する、「レクツィオ・ディヴィーナ」、聖書の霊的読書を皆に勧められた。
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