教皇ベネディクト16世は、10日午前、イラクのジャラル・タラバニ大統領とお会いになった。
7日よりイタリア入りしていたタラバニ大統領とその随行員10名は、この朝、バチカンを訪問した。
教皇からの温かい歓迎を受けたタラバニ大統領は、この訪問を「大きな喜び」と表現した。
教皇はタラバニ大統領とおよそ30分にわたる個人会談を持たれ、この後、大統領より夫人や随行団のメンバーを紹介され、一人ひとりと挨拶を交換された。
タラバニ大統領は、続いて教皇庁国務長官ソダノ枢機卿と会談した。