教皇ベネディクト16世は、11日、今年亡くなった枢機卿と司教らを追悼するミサをバチカンの聖ペトロ大聖堂で捧げられた。
このミサは教会の伝統で死者の月とされる11月に、毎年教皇自身によって捧げられるもの。
ミサの説教で教皇は、長年属されていた枢機卿会を親しみを込めて思い起こされながら、特に枢機卿会の主席として教皇ヨハネ・パウロ2世帰天後の一連の儀式を執り行ったことを忘れがたく回想された。
教皇は、ヨハネ・パウロ2世が遺した素晴らしい模範の中でも、特に貴重な祈りの精神を挙げられ、故教皇の取次ぎの祈りは天においてよりいっそう強いものであり続けると述べられた。
そして、教皇は、この一年に亡くなった5人の枢機卿、ホアン・カルロス・アランブル、ジャン・ピーター・ショッテ、コラード・バフィレ、ハイメ・シン、ジュゼッペ・カプリオ各枢機卿と、亡くなった大司教・司教らの天における永遠の安息を祈られた。
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