人間の持つ遺伝情報の総体、「ヒトゲノム」をテーマにした国際会議がバチカンで開催される。
この会議は教皇庁保健従事者評議会(議長:ハビエル・ロザーノ・バラガン枢機卿)の主催によるもので、17日から19日にわたり、バチカンのシノドスホールを会場に行われる。
参加者は、科学者、医師、医療研究者、宗教関係者など、81カ国から、およそ700人。人間の生命の神秘を閉じ込めたヒトゲノムを病気の予防や治療に応用する可能性と、その際に生じる倫理問題などについて、様々な分野・視点から広く意見を交換する。
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