教皇「命の尊重めぐる対話を」
ヒトゲノム国際会議に
(2005.11.19)

 

 教皇ベネディクト16世は、19日、教皇庁保健従事者評議会主催の国際会議の参加者に挨拶をおくられた。

 この会議は、人間の持つ遺伝子情報の総体である、「ヒトゲノム」をテーマにしたもので、科学者、医師、医療研究者、宗教関係者などを中心に、81カ国、約700人の参加者を得て、17日からバチカンで開催されていた。

 会議最終日、参加者らとお会いになった教皇は、人権を尊重した上で医学分野における人類への貢献の道を探るという会議の目的を改めて確認された。

 教皇は、人間の尊厳は遺伝子によって特定されるものでなく、肉体的な相違や遺伝子上の欠陥によって価値が下がるものではないことを強調。急進的な世俗主義が存在する中にも、現在、人間の命の尊重をめぐってキリスト者でない人々との新しい対話が開かれつつあることに期待を表された。

 

 

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