今年の降誕祭と来年の年始めにおける教皇ベネディクト16世による宗教行事の予定が、教皇典礼管理室より発表された。
これによれば、12月24日23時30分より、教皇はバチカンの聖ペトロ大聖堂で「主の降誕」を祝う夜のミサを捧げられる。
翌25日、「主の降誕」の大祝日にあたり、教皇は正午に聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーから、クリスマスのメッセージと、「ウルビ・エト・オルビ」(ローマと全世界に向けての祝福)をおくられる。
大晦日の31日、18時より教皇は聖ペトロ大聖堂で、「神の母聖マリア」の大祝日の第一晩課を唱えられ、この中で伝統となっている感謝の賛歌「テ・デウム」を捧げられる。
明けた2006年1月1日、「神の母聖マリア」の大祝日と、「第39回世界平和の日」を迎え、聖ペトロ大聖堂で午前10時より教皇司式によるミサが捧げられる。
そして、6日、「主の公現」の大祝日は、午前9時30分より聖ペトロ大聖堂でミサをとり行われる。
さらに、8日の「主の洗礼」の祝日には、システィーナ礼拝堂において、教皇は何人かの乳児たちに洗礼を授けられる予定となっている。
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