テゼ共同体主催の集いが、28日からイタリア・ミラノで始まった。
エキュメニカルなキリスト共同体として知られるテゼ共同体は、ロジェ・シュッツ師の創立によるもの。
同共同体は毎年末にエキュメニカルな出会いを開催しているが、今回は、今年8月に起きた創立者ロジェ師の不慮の死以来、初めての集会となった。
今集会は28回目で、ヨーロッパ全土を中心におよそ5万人が集い、1月1日まで開催される。
すべての参加者には、ブラザー・ロジェがこの集いのために記した未完の手紙が渡されるという。
教皇ベネディクト16世は、この大会に充てたメッセージで、若いキリスト者に兄弟愛と平和の精神を育てることを望んだブラザー・ロジェに賛辞をおくりながら、異なる国、異なるキリスト教教会の若者たちの出会いにおいて生まれる絆が、人類間の平和の種となるようにと参加者に励ましの言葉を記された。
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