教皇、バチカンの小児診療所訪問
関係者らに励まし
(2005.12.30)

 

 教皇ベネディクト16世は、30日、バチカン市国内にある聖マルタ診療所を訪問された。

 聖マルタ診療所は、1922年、時の教皇、ベネディクト15世の命によって設立されたもので、以来今日に至るまで、宗教・国籍を問わず、恵まれない家庭の子どもたちの無料診療を続けてきた。

 同診療所では、聖ビンセンチオ・ア・パウロの愛徳姉妹会の会員と医師、そしてボランティアの人々が子どもたちの診療や世話にあたる他、子どもたちの親の様々な相談にのったり、経済的困難にある家庭の生活支援も行なっている。

 この朝、診療施設を訪れた教皇は、多くの子どもたちに囲まれ、いくつもの小さな花束を受け取られた。教皇は子どもたちを祝福され、その両親たち、また診療所で奉仕する関係者らに温かい励ましをおくられた。

 典礼暦で聖家族を記念したこの日、教皇は関係者への挨拶で、命を受け入れ育む最初の場所としての家庭の役割の重要性を強調され、家庭の意味とその使命が理解されなくなっている今日の社会において、文化・政治・司法の各面から家庭を支えていく必要を訴えられた。

 そして、教皇はローマと世界のすべての家族、特に困難な生活をおくる家族、やむをえない事情で祖国から遠く離れて暮らす家族たちを聖母マリアに託して祈られた。

 

 

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