教皇ベネディクト16世は、31日、バチカンで夕べの祈りをとり行なわれ、伝統的な感謝の賛歌、テ・デウムを捧げられる。
バチカンでは、一年の最終日である聖シルベストロの日の夜、翌1日の神の母聖マリアの大祝日に入る第一晩課の中で、過ぎ去った一年間を神に感謝し、テ・デウムを歌うのが恒例となっている。
教皇はこの日午後6時から聖ペトロ大聖堂で教会関係者や信者らと共に第一晩課を唱えられる。そして、年の明けた1日午前10時から、聖ペトロ大聖堂で神の母聖マリアの大祝日と世界平和の日を記念するミサを捧げられる。
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